（講師　佐野真希子より）

これで第３回目となりました朗読発表会。今回は「春」をテーマに、タイトルは『春日傘』。１回目が夏の終わり「ホラー」をテーマに。次は「冬」をテーマにしたわけで。こうなると、季節ごとにやりたいな、なんて気持ちになってきます。そうすると次が夏でその次が秋。

最初はなんとも安直な感じで「季節」を作品選びのテーマにしていたのですが、もうすぐ季節が一周するという今考えてみると、中々いいじゃない！？という気持ちになっています。

生徒さんは口々に言います。 「朗読の練習も大変だけど、作品選びが難しい！！」
とてもてこずっておられるようで、最近は「朗読って作品ストックが必要ですね」という言葉が。そうなんです！急には中々見つからないものです！

日々、あ、これ読んだらいいかな、なんて思いながら朗読だけではなく作品選びも上達していくのですね。季節の感じる作品は？と常に意識しながら本を読む。朗読ネタを探しながら本を読むとちょっと違った作品との出会いが生まれます。これも楽しいものです。

次回は是非、作品選びの上達ぶりもご期待くださいね！