朗読ユニット グラスマーケッツ
20周年記念公演


『龍船事件』

2021年9月20日(月・祝)
ロームシアター京都 ノースホール


出演者オーディション。朗読2名(女性)を募集いたします。



 1999年12月、京都で結成した朗読ユニット グラスマーケッツ。朗読家の佐野真希子、小説家の池田長十を中心に、さまざまな空間でオリジナルの朗読劇を発表し続け、昨年、20周年を迎えることになりました。その節目として、今年9月にロームシアター京都 ノースホールにて記念朗読公演を開催いたします。
 つきましては、その朗読公演に出演していただける方、2名を募集いたします。20代~40代の女性で、経験は問いません。6月中旬からの練習(京都市中京区)に参加できることが条件となります。朗読ユニット グラスマーケッツ


『龍船事件』公演概要 

日時: 2021年9月20日(月・祝)  2ステージを予定(時間は未定。上演時間:約70分)
朗読: 佐野真希子 ほか
脚本: 池田長十(第五回角川春樹小説賞受賞作家)
音楽: 原澤孝之
料金: (一般)3,000円 (学生)1,500円
定員: 各ステージ 上限90席(ホールの定員は200席ですが、新型コロナウイルス感染症防止対策として、半数以下の80~90席とします)
会場: ロームシアター京都 ノースホール
https://rohmtheatrekyoto.jp/floorguide/north-hall/
〒606-8342  京都市左京区岡崎最勝寺町13
企画: 一般社団法人 朗読表現研究会


 募集について 

募集人数: 女性2名(出演者は全員で4名)
こちらをご一読いただき、賛同くださる方のご応募をお待ちしております。
https://www.rlabo.jp/about.html#97
参加費: 無料
年齢: 20代~40代(経験は問いません)
練習: 練習は6月中旬より開始し、15回程度を予定しています(作品の仕上がりによって多少の変更があります)。2名ずつの場面が多いため、最初はシーンごとに分かれての練習が中心となります。

おおよそのスケジュール

6月半ば・7月……週に1回
8月……週に1~2回
9月……全体練習を中心に週に2回程度。
6~8月はシーンごとの出演者で日程調整をし、13時~20時までの2~3時間。平日、土日問いません。

以下は必ず参加してください
9月11日(土) or 12日(日)……リハーサル
9月18日(土)……最終リハーサル
9月19日(日)……会場入り

謝礼: 30,000円~80,000円を予定しています。(交通費込み。配役に応じて変わります)
※別途、チケットの売上枚数に応じて規定額をバックいたします。(チケットノルマはありません)
練習場所: 朗読専用劇場rLabo.
https://www.rlabo.jp
〒604-8375 京都市中京区西ノ京池ノ内町29-74
阪急京都線「大宮駅」より徒歩約10分 / 地下鉄東西線「二条城前駅」より徒歩約7分 / JR嵯峨野線「二条駅」より徒歩約8分




 選考方法 

一次選考

下記のフォームより、お名前など必要事項を記載の上、送信してください。
続けて、
ご自身の画像データ(バストアップのもの一枚。jpg画像で2MB未満)
音声データ(下記テキストA、Bの両方を。20MB未満)
office@glassmarkets.net まで、あわせて送信してください。

【選考の指標】以下の点が選考の指標となります。

①作品のイメージ
本作品『龍船事件』は大人を対象としたダークミステリです。そのイメージを持って朗読してください。

②声のボリューム
本番ではピンマイクを使用しますが、発声を重視しますので、広い舞台での朗読表現を意識して録音してください。

③セリフと地の文の読み分け
セリフと地の文を同等に扱って朗読してください。セリフばかりが特別大きい声にならないようにし、人物の演じ分けについては、いわゆるキャラ声は使わないでください。全体を通して、人物の年齢、性別、性格が分かる読みを心がけてください。

【テキストA】

 最初に気付いたのは、船尾で網を引き上げていた小柄な漁師であった。あの舟に誰か乗っているのか? 彼は漁船の上から、その小舟の妙な動きに気付いていた。小刻みに震えているように見えたのだ。
 漁船を寄せる。一体、あの小舟には――。
 はっとした。腕だ。あれは間違いなく人間の腕だ。肘が見え、二の腕が見え、肩が見える。そして、胴体と頭。
「おい、誰か倒れている!」
 彼は叫んだ。小舟に向かって何度も呼びかけた。
「おい、大丈夫か!」
 返事はない。うめき声一つ聞こえない。声も出せないほど衰弱しているのかもしれない。漁船は速度を落とし、小舟の側面へと更に寄せていく。しかし、彼はその時間を待ち切れず、海へ飛び込んだ。一刻も早く助けなければ。 
 懸命になって泳ぐ。彼はあっという間に小舟に辿り着き、その縁に右手をかけ、上半身を水中から持ち上げた。
「おい、一体どうした――」
 言いかけたまま、息を飲み込んだ。
 彼の目にまず飛び込んだのは――龍だった。

【テキストB】

「ガルーダよ」と、少女は言いました。「私の名前」
「ガルーダか。いい名前だ」と、男の人は答えます。
「ねえ、あなたの名前は?」
「僕かい? 僕には名前なんてないよ。乗組員の中の一人、クルー1、いや、クルー20くらいかな」
「クルー? それがあなたの名前なの?」
「違うよ。えっと、なんて言えばいいのかな、僕は船に乗っているんだよ。とても大きな船。そこで働く人のことをクルーっていうんだ。分かる?」
 ガルーダは首を横に振りました。さっきから、知らない言葉ばかりが出てきます。
「そうか。じゃあ、クルーでいいよ。僕の名前」
「分かった。ねえ、クルー、触ってもいい? えっと、そのリュウに」
「ああ、いいよ」
 そう言って、クルーはまたうしろを向き、背中を見せました。
 ガルーダはそっと手を伸ばします。そして、おそるおそるといった感じで、指でリュウを撫でました。赤茶色の肌の上を、初めて目にするリュウが飛んでいます。吊り橋から見ていたときよりも生々しく、力強く、それはもう本当に生きているようにしか見えません。


■二次選考

一次選考を通過した方には、その旨をメールにてご連絡差し上げます。その後、5月、6月中に実際に顔を合わせ、ワークショップ(読み合わせなど)を行います。そこで最終選考をいたします。(※出演者の最終決定は6月中旬を予定しています)


 一次選考 応募フォーム 
下記フォームより、必要事項をご記入の上、送信してください。



*応募フォームのため、お名前・お電話番号・メールアドレス等のご記入をお願いしておりますが、お預かりした個人情報は、朗読ユニット グラスマーケッツ、一般社団法人 朗読表現研究会からの返信やお知らせの送付のためだけに使用し、他の目的に使用することはございません。

オーディションに関するお問い合わせ、ご質問等は office@glassmarkets.net までお願いします。

一般社団法人 朗読表現研究会 rLabo(アールラボ)