(*定員に達しました。只今、募集は行っておりません。2016.11.22)



グラス・マーケッツ

佐野真希子が主宰する朗読ユニット。オリジナルの朗読作品を発表。



朗読ネットワークMP モノクルプロジェクト
佐野真希子が新たに立ち上げた朗読ネットワーク。様々な形で朗読に触れる機会を提供いたします。



朗読ユニット モノクル
朗読ネットワーク「モノクル プロジェクト」のメンバーで構成された朗読ユニット。



フェイスブックページ



これまで色々な方と呼吸、発声、表情など一緒に取り組んできたのですが、やはりみなさん「自分ではこんな声だと思っていなかった」「こんな表情だと思っていなかった」とおっしゃる方がとても多いようです。文学作品に限らず「こんな文章ならこんな風に読もう!」とイメージを持つことは非常に重要です。みなさんその思いを持つことが出来て、伝えようと読んでいるだけに「こんな声、表情だと思ってなかった・・・」と愕然とされるのです。

確かに日常生活で自分の声を録音して聞く、ビデオで録画して見るなんて機会は少ないと思います。その結果、自分で想像しているよりも「違った」声や表情だと感じるのです。ギャップを埋めるのには自分が思っている「声」や「表情」をまずしっかりと認識して朗読に取り組むことが一番の近道ではないでしょうか。「表現しているつもり」から「伝わる表現」へと変わっていくはずです。

そこでこのレッスンでは、毎回短い作品など5分程度をビデオで記録してみなさんと一緒に確認する作業を組み込んでいきたいと思います。自分の変化していく様子を実感出来ることですので、恥ずかしいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが是非しっかりと見て、聞いてください。希望の方にはそのデータをDVDとしてお渡しします。


『声を出す』
毎日私たちは何気なく声を出しています。本当に何気なく。そこで一度考えてみます。今、自分の出している声は自分らしい"よい声"なのでしょうか。すると、今度は「"よい声"とはなんなのか」ということになってきます。そのように意識するだけでどんどん疑問が湧いてきます。自分らしい声を探すために自分の体はどのように使われているかという疑問も。これはもちろん声を出す部分(声帯)だけではなく、顔など体全体としての意味です。声を出すという点では日常生活で自分の体で使っていない(意識していない)ところを発見すると思います。これも非常に楽しいものです。

『作品を読む』
次にさまざまな作品を読んでみます。自分の好きなジャンルのものを読むのももちろんよいのですが、こちらが用意するもの、または、参加者の方が持ってきてくださったものなど、ジャンルにとらわれず、まず声に出してみます。全部同じ読み方じゃ、面白くないですよね。新聞、雑誌、エッセイ、絵本などなど声に出してみて初めて自分の心の中に持っている作品へのイメージを具象化することにもなります。なんとなくではなくはっきりとイメージすることで作品がより深いものになり、朗読も魅力的になるのです。声のトレーニングだけではなくイメージをすることのトレーニングです。

『伝える』
最後に自分らしい声で作品を朗読します。そのときに重要なのは自分がイメージしているように相手に伝わっているのかという点です。どんなにこちらがイメージしていても相手に伝わらなかったらとても寂しいものですから。まずは、日常生活でも自分の声、話し方、他人の声、話し方をじっくり観察してみてください。参加くださる方はこれを参加前の下準備としていただけると幸いです。