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北部イングランド地方に位置する小さな町。ロンドンから列車で約2時間半。降水量の割りと多い地域で、ウェッティ・チェスターの別名も持つ。
歴史上、大きな災害や戦乱に襲われたことはなく、中世の面影が残っている数少ない町の1つである。
シンボルは、町の中心に建つ大聖堂(だが、老朽化が進み、現在、修理中)。人口は約1万4000人と少なく、住民は主に農業に従事している。
観光地というよりも保養地としての認識が高く、そのため、町には小規模のホテルが点在。人気の高い町である。
トーン・チェスターでは、8月24日に「ゴースト・フェスティバル」が開かれる。これは、この町に伝わる伝説に端を発している。トーン・チェスターは降水量の多い地域。そのため、水蒸気に霞んで浮かび上がる木々などが人間のように映り、幽霊(ゴースト)騒動が絶えなかった。
だが、だからといって災厄が訪れる訳ではなく、むしろ、ゴーストが出ると翌日は必ず晴れになり、縁起の良いものとして考えられるようになっていったのだった。
この祝祭では、住民は思い思いのゴースト姿に扮装し町を行進する。その仮装には明るい色が使われ、黒色の衣装をまとった者は誰もいない。にぎやかなゴーストが町を歩く……初めてその光景を見ると、とてもゴーストとは思えず、ゴーストからイメージされるものとは正反対の性質を持った陽気なフェスティバルである。
このフェスティバルには名物がある。それは「ゴースト缶詰」。アルミ缶に入ったミルクで、飲料用ではなく、主にバターやチーズの原料として使用され、各家庭独自の秘伝レシピには必ずと言って良いほど書かれている。
パレードでまとう衣装と同じく原色をベースにしたラベルが貼られ、雨の中に可愛らしいゴーストが浮かんでいるという図柄が好評で、トーン・チェスターの名物の一つとなっている。
Ton
chester
面積:9 ,293 ku
町の広がり:東西5.4 km 南北3.9km
人口:14.150人
人口増加率:0.57%
気候:湿潤(降水量 英国第7位)
町の花:ネメシア
町の木:カラマツ
町の鳥:ホオジロ
記念日:1月15日(大聖堂建立記念日)
祝祭:ゴースト・フェスティバル(8月24日)
特産物:乳製品 |
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