WORK No.3 PARALLEL RINES 2000.9.6(sun)


雨と女

とあるカフェバー。2人組みの男性と、同じく2人組みの女性。何時の間にか降り出した雨を見て、男達はいつから降ったのだろうなどと話している。が、男の1人が突然こう言い出す。

「雨は彼女と一緒にやって来たんだよ」

「どうして分かる?」と相手。「ヒントは彼女さ。彼女の不可解な行動を論理的に考えれば、それが分かる」と男は、2人組みの女性の1人を指す。

彼女の不可解な行動……彼女は、水の入ったグラスに、何故かハンカチを巻いているのだった。「それが、雨とどう関係がある?」男の論理的推理が始まり、そして、鮮やかな解決が……。

カットチェンジ

2人の女性。そこにもう1人の女性。3人の何気ない会話は、どこか男たちのそれと所々リンクしている。しかし、どう言う訳か、微妙にずれていて、男の話を否定している……。

同じ空間で、それぞれ平行線を描きながら、物語は進んで行く。そして、その直線が接したとき、雨と彼女の関係がまた浮かび上がる。



●CAST&STAFF

芝居・朗読:佐野真希子・中野まみ・中村小恵
音楽:原澤孝之
フルート:
三浦優子・奥浜多永子
脚本・演出:池田長十

 
●DATE

『パラレルライン』-pallarel linese-

■日時:2000.9.6(sun)pm2:00/pm6:00
■会場:カフェレストラン スタッフ(大阪・扇町)

 
●SONG

『パラレルライン』
作曲 原澤孝之
作詞 池田長十

控えめなのにのっぽの男
口の小さなおしゃべり女

そんな奇妙な二人が出会い
おかしなことにおかしな仲に

これは全然奇妙じゃない
晴れているのに雨が降る
いつでもどこでもよくあること

でもひとつだけ変なこと
男はおしゃべり 女は無口になっていた

これも日常よくあること
雨降りなのに晴れただけ

寒がりなのに汗かき男
照れ屋さんの大声女

そんな奇妙な二人が出会い
おかしなことにおかしな仲に

これは全然奇妙じゃない
泣いているのに笑い出す
いつでもどこでもよくあること

でもひとつだけ変なこと
二人の顔は ますます赤くなっていた

これも日常よくあること
泣きながら 笑い出しただけのこと

そんな4人が出会ったのは
ごくごく最近 ついつい先日
これはちょっと 奇妙な出来事

 
●BACK STAGE
1部朗読、2部芝居。オリジナルの脚本・音楽のグラス・マーケッツの基本スタイル。

この作品も前回と同様、生演奏。ピアノに加え、フルート2本という初の試み。フルート2本というのは、何と言うのか、グルーブ感があってとても良かったです。

今回の歌は割りとスローなリズム。有り難いことにオリジナルソングは毎回好評です。これを歌った佐野真希子は、朗読や芝居の練習そっちのけで歌ばかり口ずさんでいました。

その傍で、中野まみは、ひたすらイントネーションの矯正に励んでいたのですが、うーん、やはり関西人、何度言っても本人は自覚できないんですね。参りました……。

当日、グラス・マーケッツの前に、桂雀三郎さんのライブが入っていて、それが結構押したんですね。で、リハーサルの時間があんまりなくて……。なかなかに大変なライブでした。






WORK No.03
『パラレルライン』






WORKスタイル作品一覧

・08『グラマー氏のカンヅメ』
・07『グラマー氏の落とし穴』
・06『コネクション』
・05『アブセンス』
・04『ストレンジ』
・03『パラレルライン』
・02『シュートダウンX!』
・01『9マイル』



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